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アメリカの写真家ジェレミー・コストの作品集『It’s Always Darkest Before Dawn』。ポラロイドを用いた独自のスタイルで知られ、2000年代初頭からニューヨークのナイトシーンやLGBTQ+カルチャーを記録してきたコスト。広告業界出身で、ファッションとストリート、ドキュメントとパフォーマンスの境界を越える視点を持ち、特にクラブカルチャーに対する親密なまなざしが高く評価されています。本書は、そんな彼の初の作品集であり、ニューヨークのアンダーグラウンド・シーンを舞台に、ドラァグクイーン、ゴーゴーボーイ、トランスジェンダーのパフォーマーたちを即興的に捉えたポラロイド作品約80点を収録。色彩のにじみや光のゆらぎといったポラロイド特有の質感が、夜の空気と情動を生々しく伝えます。華やかでありながらもどこか儚げな被写体たちの姿には、祝祭と孤独、誇りと脆さが共存しており、クラブという空間の持つ多層的な意味が浮かび上がります。ジェレミー・コストの出発点を刻んだ、感性に訴える一冊です。
<Condition> ジャケット:少ヤケ、本体:天・地・小口少ヤケ
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