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日本の写真家・クロダミサトによる写真集『裸婦明媚』は、2017年から4年間にわたりSNSを通じてモデルを募集し、東京・神保町画廊の空間でポートレートやヌード撮影を行ってきた試みを一冊に結実させた作品です。日常と非日常のはざまにある身体との出会いを、柔らかさと強さを併せ持つまなざしで積み重ねることで、裸体というモチーフに新たな重層性を与えています。タイトルの「裸婦明媚」は、文字通り裸体の女性の明るく美しい、または鮮やかで惹きつける姿を表現することを意図しており、その言葉どおりページをめくるたびに、被写体と写真家が交わすセッションの濃密な空気が伝わってきます。本書は単なるヌード写真集の枠を超え、撮影という行為を通じて生まれる相互の信頼や緊張、そして視線の交差が生み出す鮮烈なイメージの連なりとして読める一冊です。クロダのまなざしが切り取った時間と身体の表情を、ゆっくりと味わえる構成となっています。500部限定。