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日本を代表する写真家のひとりである佐内正史の作品集『タンタンと』。90年代初頭より本格的に写真を始めたという佐内は、独学で自身のスタイルを極めていった異色のフォトグラファー。本質的には異なれど、どことなくありふれた風景ながら、その切り取り方、さらには対象への深い洞察は、高い人気を誇る清野賀子らを想起させ、近しい時代に頭角を表してきたホンマタカシ、原美樹子らともに、21世紀を担う新世代の写真家として高い注目を集めました。その期待通り、現在でも各々の人気そして活躍は続いておりますが、本書は、99年刊行の4作目。静物、風景、ポートレート時にヌードと、佐内らしい淡めなタッチの写真に、ユニークなテキストを添えた私的でちょっぴり詩的な一冊。荒木経惟やヒロミックスも登場します。帯欠。