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日本の写真家・原田教正(1992-)の写真集『Drawing the Atelier』。武蔵野美術大学で芸術文化と映像を学び、近年はベルリンでの滞在制作も行う原田は、「Water Memory」や「時間の園庭|Toki no Entei」など、時間や記憶、空間の感触をめぐる展示を重ねてきました。本書ではアトリエという制作の現場に視線を向け、描くことと撮ることのあいだに立ち現れるイメージの層を探ります。私的な制作空間を記録する行為は、同時に写真というメディアの起源や装置性を問い直す試みとも読め、若い世代の実践がいかに現在の写真表現を更新しうるのかを静かに提示する一冊となっています。