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日本の歌手・女優、木之内みどり(1957)の写真集。1974年に歌手デビューした木之内は、清楚で瑞々しい存在感で人気を集め、1977年には「硝子坂」のヒットをはじめ、テレビドラマ『刑事犬カール』や映画『野球狂の詩』への出演など、歌手から女優へと活動の幅を広げていきました。本書はまさにその1977年、20歳を迎える頃の木之内を捉えたエッセイ&写真集です。撮影を手掛けたのは、日本を代表する写真家の一人となる広川泰士(1950)。後にPARCOをはじめ数々の広告・ファッション写真で活躍し、『SONOMAMA SONOMAMA』などの作品でも知られる広川ですが、本書はそのキャリア初期に手掛けた仕事としても興味深い一冊です。自然光を生かした屋外でのポートレートを中心に、木之内の飾らない表情や若々しい佇まいを伸びやかに捉え、本人による文章も収録。単なるアイドル写真集にとどまらず、1970年代という時代の空気と、一人の若い女性の素顔を写真と言葉によって伝えています。人気を反映して版を重ねたことからも、当時の木之内みどりの存在感がうかがえる一冊です。第2刷。