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ドイツの写真家であるマイケル・ウルフ(1954-2019)の作品集『Bottrop-Ebel 76』。1990年代よりジャーナリストとして活動を行い、ドイツの名門Stern誌のコミッションで香港で数年間過ごしましたが、雑誌産業の衰退を横目に徐々にファイン・アートに軸足を移していきます。その後は「都市」を主題に、世界各地特に大都市の「風景」「表情」「断片」を様々な角度から描写した意義深い作品を発表、東京都内地下鉄の満員電車をモチーフにしたポートレート・シリーズは、ウルフの代表作として知られています。こちらは、70年代半ばに、ドイツ・ルール地方の小さな炭鉱村「ボトロップ」で撮影されたイメージで構成された作品集。当時ヴォルクス・ワーゲン・デザインスクール在学中であったウォルフは、衰退する工業都市の変化、そこに住む人々、さらには生活様式やコミュニティーまで、多様な興味を頂き、その視点がジャーナリストの礎となっていきました。ウォルフの原点であり、今となってはめずらしいヒューマニティーに溢れた図版の数々です。
<Related Artists>Michael Wolf
<Condition> ケース:縁一部破損、本体:経年並み
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