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『deja-vu』(デジャ=ヴュ)全20号は、1990年代の日本写真界に新たな基準と刺激をもたらした写真芸術誌の金字塔です。写真評論家・飯沢耕太郎の編集による本誌は、創刊号「デジャ=ヴュの眼」から最終号「荒木経惟-私小説」に至るまで、一貫して写真の「既視感」=déjà-vuの体験を問いかけ、読者の感性に挑み続けました。各号では荒木経惟、森山大道、ラリー・クラーク、猪瀬光、牛腸茂雄、安井仲治など国内外の巨匠を特集し、「モードの劇場」「旅の視線」「南へ」「沈黙の風景」などテーマ性の高い構成で展開。14号では〈プロヴォーク〉の時代を再検証し、19号では「バウハウスの写真」を通じてモダニズムの視覚構造を掘り下げるなど、歴史的潮流と現代的視点を往還する編集が光ります。AB判の大判誌面に高品質印刷を施し、写真の質感や階調を緻密に再現。批評性と美術性を兼ね備えた誌面は、今なお色褪せない魅力を放ち、コレクターや研究者にとって必携のシリーズとなっています。