小さな生命 フォート・ドキュメント その死と生と / Photographic Document The Tiniest Life
剣持 加津夫 / Kazuo Kenmochi
SOLD OUT
Publisher/結婚生活社
Published/1971
Format/ハードカバー&スリップケース Pages/- Size/190*265*15
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日本を代表する写真家・剣持加津夫の写真集『小さな生命 フォート・ドキュメント その死と生と』。VIVO、PROVOKE、CAMPなどの出身者を中心とした世界的に高い人気を誇る1960〜70年代の日本の写真界の中で、この異質な男の存在も忘れてはなりません。剣持加津夫。戦争敗戦を機に米兵らによって蔓延した「麻薬渦」に待ったをかけるべく「麻薬追放キャンペーン」と称して、40年以上もの間厚生省や警察庁と連動してルポルタージュを発表し続けた写真家です。さらには、麻薬の捜査上の機密や人権侵害を回避するため、撮り方の工夫やメカニズムの利用により写真表現の抽象化を習得し、その技術を駆使して「性」や「エロス」の芸術的表現にも独自の世界感を見出だし、ジャーナリストのみならずアーティストとしても活躍した稀有な写真家です。本書は、人工中絶に待ったをかけるべく、あまり知られていない胎児のイメージをメインに構成された一冊。大人たちの都合で、次々に失われていく胎児。すでに意思を持って生き始めている彼らの図版を通して「生」と「死」についての認識を新たにしてほしいと願った剣持の意欲作です。