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イタリアのアーティストであるアレッサンドロ・ペリーニの作品集『Operation Olympiad』。世界的な写真編集者で、現在は東京・向島で、ワークショップや展示など、写真家の育成や発掘など多目的な活動を行う「Reminders Project Stronghold」の主宰者である後藤由美。その後藤とヤン・ラッセルが行った写真集制作のワークショップ「Photobook as an Object」に参加したのがペリーニで、そこで制作されたのが本書になります。当時2020年の東京オリンピック開催を控えていた中で、実は1940年にも東京オリンピックの開催が予定されていたという事実は、現代の私たちの多くは知りません。日中戦争の影響、また物資を取られることを避けた軍部の意向も踏まえて中止となりましたが、2020年の開催に向けての軍の脅威がせまっている面も否めませんでした。過去の知られざる事実を、残されていた資料やコピーなどを用いて描写しつつ、2020年の五輪開催に向けても、軍国主義とスポーツの融合が叶うのか否か、考えさせる一冊となっています。39の手製本刊行後、イタリアの出版社より500部限定で出版された普及版です。