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アメリカのコンセプチュアルアーティストであるエド・ルシェの作品集『Los Angeles Apartments』。絵画、写真、版画、映画、デッサンなど様々な表現手段を通じて芸術を創作するエド・ルシェ。元々はグラフィックデザイナーで、商業広告を引用したポップアート的な作品が、戦後のアメリカを象徴し、至っては戦後アメリカの美術の象徴とまで評され、そのわかりやすくてわかりづらい、独特のスタイルは、様々な視点から芸術の可能性が見出されています。また、写真は表現手段のひとつに過ぎないと言い切るルシェが、60-70年代に写真を用いた「本」(ZINE)という形体の作品を多数残していることも有名です。2013年にバーゼル美術館で行われた同名のエキシビジョンを機に刊行された作品集で、60年代にルシェが発表した写真集シリーズの3作目となります。素描も紹介されて、実際の写真と見比べながら、ルシェのコンセプトワークの方法や進行までも堪能できる素晴らしい一冊です。