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日本の写真家・片桐三樹の作品集『裸婦物語』。1932年愛媛県宇和島生まれ、当地で営業写真館を営みながら、一貫して創造的なヌード作品を撮影し続けた片桐三樹。おそらく刊行されている写真集も本作のみであることから、あまり知られてはいませんが、アサヒカメラやニッコールコンテストでは入選多数。本書の1ページに収録されている作品「裸光」(1960)は、国立近代美術館のパーマネントコレクションにもなっているほか、1977年に伊藤逸平によって朝日ソノラマから出版された『日本ヌード写真史』でも、福田勝治、杉山吉良、秋山庄太郎、細江英公、篠山紀信、立木義浩ら錚々たるヌード写真家と同様に、片桐の作品が数ページに渡って紹介されるなど、その実力は折り紙つき。本書は、2003年に長い年月を経て、ようやくまとめられたアヴァンギャルドなヌード作品で構成された一冊です。