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日本の写真家・久家靖秀(1962-)の作品集『Atelier』。1990年よりフリーランスとして活動し、伝統芸能や現代演劇、現代美術の現場を継続的に撮影してきた久家が、日本を代表するアーティストたちの制作空間に焦点を当てた一冊です。草間彌生、村上隆、会田誠、舟越桂、荒川修作、宮島達男ら多彩な作家のアトリエを訪ね、「価値を創造する現場」としての空間を色彩豊かに記録しています。整然としたスタジオというよりも、電動工具や生活の痕跡が混在する場の息づかいを写し出し、作品が生まれる背後にある時間や人の気配を浮かび上がらせます。完成作品ではなく、その源泉となる場所に目を向けることで、日本現代美術の一断面を静かに伝えるドキュメント写真集です。(帯1/2欠)