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ペニー・スパークによるデザイン史概説書『20世紀デザイン―パイオニアたちの仕事・集大成』。スパークはイギリスのデザイン史家として、モダンデザイン、インテリア、生活文化とデザインの関係を研究してきた人物です。本書は、アーツ・アンド・クラフツ運動からモダニズム、バウハウス、ミッドセンチュリー、ポストモダンまで、20世紀デザインの大きな流れを代表的なデザイナーと作品を通してたどる一冊です。マッキントッシュ、ル・コルビュジエ、ミース、アアルト、イームズ、ソットサス、マリスカル、スタルクらの仕事を紹介しながら、デザインが単なる造形表現ではなく、産業、都市、暮らし、消費文化と深く結びついて発展してきたことを示しています。豊富なカラー図版を用いた構成により、建築、家具、プロダクト、グラフィックなど多様な分野を横断的に理解できる点も魅力です。20世紀を「デザインの時代」として捉え、各運動と作家の関係を整理した内容は、デザイン史の入門書としてはもちろん、現代の生活文化や視覚文化の源流を知るための資料としても有用な一冊です。