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日本を代表する漫画家・つげ義春(1937-2026)、編集者・俳人の大崎紀夫(1940-)、写真家・北井一夫(1944-)による紀行集『つげ義春 流れ雲旅』。『ねじ式』『ゲンセンカン主人』などで独自の世界を築いたつげと、『抵抗』『三里塚』『村へ』などで戦後日本の社会と人々を記録してきた北井、当時『アサヒグラフ』編集者だった大崎の三人が、1969年から各地を旅したことから生まれた作品です。大崎の文、つげの絵、北井の写真を組み合わせ、下北半島や東北の湯治場、四国遍路、国東半島などを巡り、高度経済成長のなかで失われつつあった地方の風景や暮らし、人々との出会いを記録。これらをまとめた単行本初版は1971年、朝日ソノラマより刊行されました。本書はそれから約半世紀を経た2023年、関連する旅や「流れ雲旅余聞」、鼎談などを加えて朝日新聞出版より大幅に増補復刊された新版。つげの旅情、大崎の文章、北井のドキュメンタリー写真が響き合い、変わりゆく昭和の日本を伝える異色の紀行作品です。北井一夫サイン入り。