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イギリスの写真家ボブ・カルロス・クラーク(1950–2006)の写真集『Obsession(Japanese Edition)』は、1981年にQuartet Booksより刊行された彼の初期を代表する一冊です。カルロス・クラークは商業写真やファッションの領域から出発し、挑発的なヌードやフェティッシュなイメージを芸術写真として昇華した作家として知られます。劇的なライティングと精緻なモノクロプリントを駆使し、女性の身体や衣装、光と影の対比を通して官能性と視覚的緊張を鮮やかに表現しました。本書では、ラテックスやレザーなどフェティッシュなモチーフを纏った被写体が、舞台装置のような空間で強いコントラストに包まれ、写真と観る者との間に張り詰めた心理的距離を生み出しています。評論家フィリップ・ガーナーによる序文がその背景を補足し、1980年代初頭のロンドン写真シーンにおいてカルロス・クラークが確立した独自の官能的美学を、鮮烈に刻印する作品集となっています。尚、本書はトレヴィルより刊行された日本語版です。
<Related Artists>Helmut Newton
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ、本体:天・地・小口少ヤケ・少シミ